森川 明
弁護士からのメッセージ
弁護士として45年目を迎えます。もう、新人の頃のように、何にでも挑戦し、常に新たな道を開拓するという姿勢では続かないと自覚しています。長年の経験に裏打ちされた、確かな見通しを持ち、適切な解決に確実に至る、ということが求められていると思っています。
しかし、同時に、目指すレベルは、従来からの到達点と同じではなく、僅かでも新しい峰を築くとの姿勢を維持していかなければならないとも思っています。
また、弁護士としての活動経験を重ねれば、解決しなければならない問題は法廷の外にあることも見えてきます。これらに取り組むためには、自然と、弁護士の立場を維持しつつ、社会的活動の場にも身を置くことも必要です。
酒量が減らないのが悩みのタネですが、幸いにも健康にはどこも問題はなく、これからも、1つ1つ丁寧に事件に向き合っていく決意です。
最新のご挨拶
執筆した文章等
- 年金裁判の闘いについて(まきえや・2024年秋号)
- 地上げねらいの通行妨害物を撤去した借家人たちのたたかい(まきえや・2018年秋号)
- 事務所55周年を迎えます!(まきえや・2016年春号)
- ブラック企業と過労自死~ある若者の命の補償を求めて~(まきえや・2015年春号)
- 高年齢者の雇い止め事件の解決(京都第一2014年夏号)
- 高年齢者の雇用制度が改正されています(「弁護士コラム」2013年11月)
- 合理的理由がない一時金削減は許されない~立命館未払一時金請求訴訟判決~(まきえや・2012年春号)
- 国税通則法等の改悪に反対しましょう (「弁護士コラム」2011年3月)
- 門 祐輔さんを先頭に、府政をチェンジしよう (まきえや・2009年秋号)
- NOVA外国人講師事件(解雇、配転)(まきえや・2006年秋号)
- JMIU向井事件(整理解雇)(まきえや・2003秋号) など
- ポンポン山事件の一つの区切りに当たって(「弁護士コラム」2012年7月)
- ポンポン山住民訴訟(京都市の公金不正支出金返還請求)(まきえや・2003年春号)
趣味等
土佐の最南端のいわば文化果つる地で生まれ育ちました。川には未だカワウソが棲息し、大ウナギを採ったりしました。しかし、何より目前の海が私を育み、高校時代を終えるまで、夏はほぼ毎日、モリを持って、あちこちの磯から磯を泳ぎ回り、魚を突いていました。なお、高校までは、海岸ぶちの山を3つほど超え、片道16キロの舗装していない土道を自転車通学していました。
このような経験があるため、趣味といえば、今でも素潜りということになります。しかし、もう魚を突いたりはせず、海流に身を委ねて、優しく眺めています。
弁護士になっても、これまで毎年、南の島に泳ぎに行ってきましたので、子供達もシュノーケルを楽しんできましたが、最近では、孫たちも付いてくるため、あまりワイルドな地には行けなくなりました。
これからも、素潜りを続けることができる限り、弁護士としての活動ができると思っています。