不動産登記の費用

この記事をシェアする：

不動産取引・建築問題

Ｑ．不動産登記には、どれくらいの費用がかかりますか？

Ａ．不動産登記をする際には、登録免許税が必要ですが、主なものは表のとおりです。「不動産の価額」というのは時価や売買価格ではなく、「固定資産税等の評価額」です。

主な不動産登記の際の登録免許税
課税範囲	課税標準	税率
1.所有権の保存の登記	不動産の価額	4/1000
2.所有権の移転の登記イ　相続または法人の合併ロ　共有物の分割ハ　その他の原因（売買など）	不動産の価額	イ　4/1000 ロ　4/1000 ハ　20/1000 ^*1
3.先取特権の保存、質権もしくは抵当権の設定などの登記イ　先取特権の保存登記ロ　質権の設定登記ハ　抵当権の設定登記ハ　その他権利の処分の制限の登記	イ　債権金額または不動産工事費用の予算金額ロ　債権金額ハ　債権金額または極度金額ハ　債権金額	4/1000
4.付記登記、抹消回復登記、更正、変更または抹消登記	不動産の個数	1個につき1000円^*2

^*1平成１８年４月１日～２３年３月３１日は 10/1000、平成２３年４月１日～２４年３月３１日は 13/1000、平成２４年４月１日～２５年３月３１日は 15/1000
^*2抹消登記にあっては、同一の申請書により２０個を超える不動産について受ける場合には、申請件数１件につき2万円

この記事をシェアする：