クレジットカードの明細に利用した覚えのない取引が
消費者被害
Q.クレジットカードの明細に利用した覚えのない取引が。カード情報を盗むスキミングでは?
A.スキミングとは、そのカードに磁気情報として記載されているさまざまなデータを特殊な装置により盗み取ることをいいます。こうして盗み取られた情報は別のカードに書き込まれ、キャッシュカードであればATMから現金を引き出すのに使われ、クレジットカードであれば物品を購入しだまし取るために使用されるなどします。盗み取られるのが情報だけであるため、所有者が気づきにくいという特徴があります。
スキミングは刑事罰の対象となり、民事的にも不法行為として損害賠償請求が可能ですが、必ずしも実効的とは言えないのが現実です。「スキミングかも?」と疑念を持った場合、直ちにカードの利用を停止することが何よりも重要になります。キャッシュカードがスキミング被害にあった場合、直ちに取引銀行に連絡を入れましょう。
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