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父の死亡について医療過誤の可能性があります

医療過誤

Q.父の死亡について医療過誤の可能性があります。どうしたらよいのでしょうか?
A.病院で患者が死亡したり症状が悪化した場合、そのすべてが医療過誤になるというわけではありません。医療過誤とは、その原因として医療機関(病院、診療所、医院など)の担当者(医師、看護師、検査技師など)に過失(ミス)がある場合をいいます。

医療過誤には、診断ミス、検査ミス、手術の失敗、全身管理の不全、投薬量の間違い、薬の副作用、看護ミスなどさまざまな形態があります。

まず事実関係を正確に把握し、それを記録にとどめることが重要です。事実関係は、時系列で整理し、医師や看護師が行った治療や看護内容を出来るだけ正確に記録し、医師や看護師が行った説明内容もできるだけ忠実に再現して記録します。医療機関からもらった診断書、説明書、診療計画書、医療情報提供書、メモ、投与された薬の残りなどを保管することが必要です。これらの事実関係の記録や資料を持参して医療過誤訴訟を手がけている弁護士に相談してください。

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