まきえや

京都弁護士会の副会長を無事に終えました

1 副会長退任にあたって

おかげさまで、3月31日をもって京都弁護士会副会長の任期1年を無事に終えました。副会長在任中は事務所にいないことが多く、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。

ただ、副会長として培った経験が自分を大きく成長させてくれたと思います。この経験を活かして、また皆様のお役に立てるよう頑張ってまいりたいと思います。

2 副会長の業務

弁護士会というのは、各地域に設置されている弁護士の自治組織で、京都の弁護士会では、毎年、会長1人と副会長4人を選任して会の運営にあたっています。副会長には、一般的には弁護士登録から10数年後に就任する弁護士が多いです(私は2010年12月に弁護士登録しています)。

ちなみに、京都弁護士会の弁護士は881名となっています(2024年4月4日現在)。

副会長の仕事の大半は、縁の下の力持ち的なものです。弁護士会には人権活動等を行う様々な委員会や、社会の情勢等に応じて設置される本部があり、各々の弁護士が関心のある委員会等に所属して活動しています。副会長4人は、これら委員会等を分担して担当し、運営の補助や相互の調整を行うという役割を担っています。

これに加えて、私はとりわけ弁護士会の人事や組織のマネジメントを主に担当していて、企業の人事部長のような役割を担っていました。この経験は今後の弁護士活動にも必ず役立つものと感じています。

3 最後に

4月からは通常の弁護士業務に戻っており、最近は特に相続・遺産分割事件、交通事故事件のご紹介を受けることがかなり増えてきました。薬害C型肝炎・B型肝炎等の社会的な事件にも継続して取り組んでいます。

副会長としての経験を活かし、依頼者や相談者の方々の力になれるよう、今後も全力で仕事に邁進していきたいと思います。

「まきえや」2024年秋号