まきえや

京都弁護士会の副会長に就任しました。

1 副会長就任にあたって

2023年1月に当選し同年4月に京都弁護士会の副会長に就任しました(任期1年)。

弁護士法1条1項では「弁護士は、基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする」と定められています。「基本的人権を擁護」「社会正義を実現」という崇高な理念を掲げて弁護士という職業は法律に規定されています。京都においてその役割を担う840名余の弁護士を擁するのが京都弁護士会です。このたびその副会長を務めることとなり、身の引き締まる思いをしています。

2 副会長の業務

弁護士会というのは、各地域に設置されている弁護士の自治組織で、京都の弁護士会では、毎年、会長1人と副会長4人を選任して会の運営にあたっています。副会長には、一般的には弁護士登録から10数年後に就任する弁護士が多いです(私は2010年12月に弁護士登録しています)。

副会長の仕事の大半は、縁の下の力持ち的なものです。弁護士会には人権活動等を行う様々な委員会や、社会の情勢等に応じて設置される本部があり、各々の弁護士が関心のある委員会等に所属して活動しています。副会長4人は、これら委員会等を分担して担当し、運営の補助や相互の調整を行うという役割を担っています。

これに加えて、私はとりわけ弁護士会の人事や組織のマネジメントを主に担当していて、企業の人事部長のような役割を担っています。この経験は今後の弁護士活動にも必ず役立つものと感じています。

3 最後に

副会長の業務は通常の弁護士業務と異なる点も多く大変な思いをすることもありますが、この新たな挑戦がきっと自分の弁護士としての器を大きくしてくれると信じて日々頑張っています。

任期1年と短い期間ですが、京都の人々のため、弁護士会のため、全力を尽くしてまいりたいと思います。皆様、どうぞよろしくお願い致します。