京都弁護士会副会長を終えて
3月で、京都弁護士会副会長の1年間の任期を無事に終えることができました。この1年間は何かとご迷惑をおかけしましたが、4月からは、休む間もなく業務と運動に復帰しております。
私の任期は終わりましたが、組織・団体としての京都弁護士会の抱える問題や、弁護士を取り巻く厳しい状況、秘密保護法廃止・派遣法改正阻止・解釈改憲による集団的自衛権行使といった現政権下での様々な問題など、課題が解決した訳では決してありません。これらの取り組みは今後も継続して行っていく必要があります。私自身が一弁護士会員として取り組むことはもちろんのこと、幸い(?)にも、秋山弁護士が新年度の副会長に就任することとなりました。同じ事務所が2年続けて副会長を輩出するのは極めてまれなことではありますが、それだけ、今の情勢が切迫しており、京都弁護士会の中で当事務所の力量が求められていることの一つの現れだと感じます。新年度は、事務所を挙げて秋山新副会長を支えるその先頭に立って頑張っていきたいと思います。
「まきえや」2014年春号