京都第一

所属弁護士の近況報告

19名の所属弁護士の近況をお届けします(2名はPICK UPを参照ください)

核兵器禁止条約への批准を

日本被団協がノーベル平和賞を受賞しました。原爆症認定訴訟に取り組んだ一人として、心から嬉しく思います。担当原告の方が、被爆したときのことについて「あの臭いは到底言葉では伝えられない」と語られたのを思い出します。核兵器による被害をなくす、被爆者の皆さんの訴えが核兵器禁止条約に結実しました。日本が一日も早く批准するよう、私も力を尽くしたいと思います。

原爆症認定訴訟大阪高裁判決(2008年5月)

選書サービス使ってみました

読書の秋ということで(本当に秋なのか疑問に思う気候ですが)、本を読もうと思いつつ、本屋さんに行くと何を読もうか迷って決められない。そんな悩みを抱えていたのですが、最近選書サービスというものを知りました!自分の本の趣味などを簡単に回答すると、好みそうな本を選んで送ってくれるというもの。自分だけでは、手に取らない本と出会えるのが面白いです。

優雅に読書の図 ※ただしイメージです。

日本の農業の再生を

昨年は「令和の米騒動」が発生しましたが、わが家には富山県の方が毎年送って下さるおコメが届き、ありがたく思いました。食の不安なく生活したいものです。昨年は「食料供給困難事態対策法」が制定されました。一定の事態になると、野菜などからさつまいもなどへの生産転換を要請・指示できる内容ですが、問題の根本はコメ販売農家が20数年で3分の1に減少している現実です。若い人々が結婚や子育ての展望を持って就労できる条件を整え、農業を再生させる必要があります。

富山県の方が送って下さったお助け米

人間は、転がり続け、伸びていく

ローリングストーンズ曲の歌い込みを続けています。歌える曲数は98。継続は力です。

ミック・ジャガーはライヴで代表曲ブラウンシュガーのプレイをしないと宣言しました。歌詞が黒人女性に対してシニカルだからのようです。ミック81歳。キープオンローリンしながら、人格も成長させているようです。

事務所の仲間達と~奈良ホテルにて

雨降って地固まる?

昨年は、対馬で暮らしていた父親が脳梗塞で倒れ、京都の高齢者施設に入所することになりました。週に1度は父親と面会したり食事に出かけたりしていますが、昔は厳しくて怖かった父親の印象が随分変わりました。

実家の後始末やお墓の問題など悩ましい問題も山積ですが、高校入学と同時に実家を出て以来、久しぶりに家族と過ごす時間を大切にしたいと思っています。

石垣島の英雄オヤケアカハチ像とともに

京都に来て2年

私が、京都に来て、あっという間に2年が経ちます。最初はアパートの家具も必要最低限でしたが、徐々に、ベッド・机・絨毯・洋服棚・本棚・家電用品…とそろっていき、快適になったと思いきや、逆に空きスペースがなくなり、手狭になったのでは?と感じているところです。また、この2年間で様々な仕事・活動に取り組ませていただき、弁護士としても成長できたと思います。これからも頑張って行きますのでよろしくお願いします。

写真は、下呂温泉に行った時の散歩路の風景です。

子どもの権利とPTA

子どもの小学校のPTA会長となり4年が過ぎようとしています。コロナ禍の中で会長となり、いまの時代に合った組織へと改革を進めつつ、PTA規約に子どもの権利や差別的取扱いをしないことを明記するなどしてきました。保護者は子どもの権利を保護するのが役割です。保護者の声を適切な形で学校運営に反映させ、保護者の参画を進められればと思っています。


忙しくても映画は週2,3回は見ています

日常の依頼案件では遺言、相続に関わる分野の割合が増えています。まちづくり問題では、巨大給食センター建設のための東吉祥院公園廃止取消訴訟、仁和寺門前ホテル特例許可取消訴訟、松ヶ崎巨大マンション建築確認取消審査請求、聖護院横マンション建築確認取消審査請求、相国寺北ホテル特例許可取消訴訟と、再び大忙しです。

さて、最近のおすすめ映画ベスト3は「僕が生きてる、二つの世界」(邦画)、「僕の家族と祖国の戦争」(デンマーク)、「流麻溝十五号」(台湾)でした。

フラワーアレンジメントに挑戦。できばえは?

あらためて福島第一原発事故に思う

2024年9月、福島県の浪江町津島地区を住民の方に案内していただきました。原発事故から約13年半、今でも津島地区の多くは帰還困難区域とされ、立ち入りが制限されています。朽ち果てた家屋、植物に覆われた田、汚染土が詰まった黒い袋の山など、原発事故がふるさとを奪うという現実を直接目にし、衝撃を受けました。弁護士として何ができるのか、あらためて考えています。

道路に設けられた鍵付きのゲート

主権者としての自覚を持とう

団塊の世代として生まれ、高度成長時代を体験してきた身としては、この30年ほどの実質賃金の減少状況がもどかしくてならない。この間、消費税は拡大され、社会保障費の負担が増え、所得からの公的負担率は40パーセントを優に超えた。片や、大企業は「内部留保」を増大させ、コストカットを進めた。この歴史の逆行を正すためには、本気になって主権者が立ち上がるしかない。

西表島近くのほぼ無人島にて

東日本大震災後の植物の変化を描く画家

9月、「大地に耳をすます 気配と手ざわり」という企画展を訪れました。自然に深く関わり制作をつづける作家5人による展覧会で、中でも、東日本大震災の津波浸水域に植生する植物を描き続けているという倉科光子さんの展示が非常に印象的でした。繊細な筆遣いでありながら、津波後の植物の変化、その生命力の強さや人と植物の時間スケールの違いを感じさせる絵は圧巻でした。

東京都美術館で開催された企画展でした

詰め将棋

昨年、久しぶりに、将棋を指して以降、将棋の勉強(詰め将棋)をしています。私が学生の頃は、本で勉強していました。現在は、携帯電話のアプリで、詰め将棋ができます。問題をたくさん解いていると、解き方の発想が身につき、同じ難易度の問題でも、少しずつ、解く時間が短くなります。将棋は、いつまでも楽しむことができるので、続けていこうと思います。

お昼に携帯電話で詰め将棋を解いています。

住民運動に身を投じることとなりました

私は、向日市の競輪場の近くに住んでいますが、その競輪場を整備して、巨大アリーナを併設することを知事が決めたのです。 住民にとっては、青天の霹靂です。行政からは、十分な説明がありません。住民の意見や要望を聞こうとしません。PFIというはやりの手法で、建設や運営は民間に丸投げです。 市にはまともな都市計画が無く、周辺の歩道も車道もすごく狭いままです。えらいことです。

避暑をかねカナダでみた夏のオーロラ

イマドキ小学生の新常識

今やGPSは標準装備。寄り道下校ばかりだった私も娘に持たせています。他にも、急な雨降りの日は濡れて下校でしたが、今は学校から置き傘が指示されています。体の線が強調されて嫌だった水着は上下セパレートのユニセックスなものに。夏休みは宿題が少なくなり、登校日もありません。家庭訪問は個人懇談になり、運動会も午前のみ。令和の小学生をアップデートする日々です。

3歳児が恐竜にハマってくれたおかげで、親も理科や地学を学び直しています。

遠くからでもできることを

「能登半島地震の復興と万博は両立する」と維新の会や経団連の偉い方は言っていたのではなかったか。けれど8月、輪島から遠く離れた七尾市内でさえ、崩れ、ブルーシートのままの建物や倒れたままの墓石が少なくなかった。そこへ9月の豪雨。もっと早く復旧・復興が進んでいれば、ここまでの被害にはならなかったのではないかと思わずにはいられない。微力を尽くしつつ、1日も早く元の日常が戻ることを願う。

元のきれいなお墓に戻るのはいつになるか……

やはり平和が大事

「虎に翼」。憲法13条の個人の尊厳・男女平等(14条)を実現してく主人公の姿は、素敵でした。国は、少しずつ憲法14条の理念は実現させていく姿勢にありながら、憲法9条についての改憲の動きは逆行。「個人の尊厳」が尊重される社会は、何より戦争のない平和が大前提。引き続き仕事はもちろんのこと、9条実質壊憲、明文壊憲を許さない運動、脱原発訴訟頑張ります。

沖縄・デイゴの花

お腹がぽこんと出てきました…

近況ですが、最近お腹が出てきました。調べたところ、私の場合どうも筋肉量が不足しているようです。また、筋肉に必要なタンパク質も不足していました。筋トレや食生活の改善が必要ですが、これがどうも難問で、本原稿執筆時点ではダイエットメニューや筋トレの種類を調べることで満足しています。しかし、今年こそ自分を変える決意です。

アヒルもくちばしを暖める寒さです。