新人弁護士からのごあいさつ
この度、京都第一法律事務所に入所致しました、森田浩輔と申します。
私は、社会的に苦しい立場に立たされているのに声をあげられずにいる人たちの声を一つでも多く拾い上げたいという思いから弁護士を志しました。
きっかけは、大学3回生のときです。当時、私の通う大学で「環境法」というゼミの講師をされていた飯田昭先生のもと、様々な訴訟の現場に赴き、現実に苦しい立場に立たされている市民の方々のお話を聞いたときに、なぜこの人たちが苦しい思いをしなければならないんだろうと思ったことでした。
また、昨年1年間の司法修習の間には、修習生の有志で開いたシンポジウムにおいて過労死問題について真剣に考え、労働者が抱える深刻な状況とそこに弁護士が関わることの意義について強く意識するようになりました。
弁護士1年目の若輩者ではありますが、自分に未熟な部分が多々あることを自覚した上で、先輩法曹をはじめ、これから関わる全ての方々から学びを得る姿勢を常にもち続け、社会正義の実現に邁進したいと考えております。何卒よろしくお願い致します。
「京都第一」2018年新春号