京都第一

退所のごあいさつ:弁護士 渡辺 馨

退所のごあいさつ:弁護士 渡辺 馨 Watanabe Kaoru

渡辺 馨 弁護士 本年2月末日をもって事務所を退所して弁護士を廃業しました。退所・廃業の理由は体調不良と老齢(半寿)です。1967年4月に事務所に入所して以来46年間事務所一筋に活動してきましたので、事務所を去るに当たって寂しさがこみ上げてきましたが、反面、満足感に満ちた46年でした。46年の主な活動歴は、各分野に亘る弁護士活動、3期12年の京都府会議員活動、23年間の国民救援会京都府本部副会長、日本共産党京都府後援会代表世話人活動、8年間の中・右京健康友の会会長の活動でした。私は父から「貧乏人の味方をする弁護士になれ」と言われ、弁護士専業を決めていましたが、蜷川京都府知事から直接説得されて政治の世界に足を入れました。46年間、事務所に在籍していたから弁護士活動以外の活動ができたことに対し感謝の念で一杯です。私は70歳のとき、肺ガンの手術をして以降体調をくずし、現在は呼吸器外科、糖尿内科、眼科、脳神経内科、消化器内科の治療を受けています。一日も早く体調を回復して元気な姿で皆様方にお会いしたいと思っています。
 46年間ありがとうございました。

「京都第一」2014年夏号