京都第一

イラク・アメリカそして憲法9条 11.18 平和憲法を守る講演の集い

[事務所の取り組み]

イラク・アメリカそして憲法9条 11.18 平和憲法を守る講演の集い

イラク・アメリカそして憲法9条 11.18 平和憲法を守る講演の集い

自民党は昨年「新憲法草案」を発表し、いよいよ憲法改悪を断行しようとしています。

私たちの事務所では平和憲法を守る運動の一つとして、一昨年に引き続き昨年11月18日に「平和憲法を守る講演の集い-イラク・アメリカ そして憲法9条」を開催し、講演者に、高遠菜穂子さん(〈イラク支援〉ボランティア)と安斎育郎先生(立命館大学国際関係学部教授)をお招きしました。

高遠さんの講演 高遠さんの講演の演題は「命に国境はない」で、イラクでアメリカが行っている非人道的な戦争行為を具体的に紹介され、私たちが普段触れる情報はたいへん不充分なものであることを訴えられました。

安斎先生は「地球規模で考え、地域から行動を!」との講演で、高遠さんの講演も踏まえながら手品ありの盛りだくさんの講演内容でした。イラク戦争の例も挙げながら過去や現在の「事実」と向き合うことの大切さなどを話され、自民党の「新憲法草案」について、憲法を変える実績をつくって今後変え易くしようという姿勢が伺える、とその危険性を述べられました。最後に、平和憲法によってこそ日本の平和と安全が守られるのだと主張することが大事である、と訴えられ、締めくくられました。 安斎先生の講演

会場には約250人ものご参加をいただき、大変充実した集会となりました。日本を「戦争をする国」にしないために、今後も、平和憲法を守る運動、平和憲法で日本を守る運動を広げていきましょう!

「京都第一」2006年新春号