新人弁護士紹介
どうぞよろしくおねがいします
皆様、あけましておめでとうございます。昨年の10月より勤務しております、糸瀬美保です。
長崎県の出身ですが京都の街が大好きで、岡山の大学を卒業後京都に移り住み、この街で新年を迎えるのも九年目となりました。弁護士となってからは初めての新年ということで身の引き締まる思いです。
依頼者の方に身近に感じてもらえるような弁護士を目指しているのですが、弁護士としての経験のみならず社会経験も浅く、日々押し寄せてくる事件の多さと重さについ余裕を失いかけ、依頼者の方には不安を与えているような気がします。近頃やっと、仕事の合間に事務所でお抹茶を点てるくらいのゆとりが出てきたところです。
昨年初めて沖縄に行きました。ほとんど時間がなく平和祈念資料館に行っただけなのですが、沖縄での戦争の問題を初めて実感できた気がしました。これまでも沖縄のことを含め戦争についていろいろ勉強はしてきたはずなのに。
事件や依頼者の方々が抱えている問題についても心から取り組むには、まず自分が実感し、共感することが必要なのだと感じました。
相も変わらぬ「構造改革」の流れの中で働く人々にとって本当に生きにくい世の中になってきたことを、この間たった3カ月の経験ではありますが実感しています。有事法制の問題など世の中の動きがどんどんきな臭いものになっていますが、世の中の人々が毎年幸せな気持ちで平和に新年を迎えられますよう微力ながら力を尽くしていきたいと思っています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
あけましておめでとうございます。昨年の10月より当事務所で勤務している大河原壽貴と申します。
簡単に自己紹介をさせていただきますと、私は、山形県で生まれ、大学入学のために京都に引っ越してきて、以来、司法試験の受験や司法修習などありましたが、その間も京都で過ごしてきています。大学時代に社会問題に関心を持つようになったことと、妻からのすすめで司法試験を受験するようになり、弁護士になるに至りました。その妻とは、結婚してもうすぐ二年になろうとしているのですが、困難にぶつかることも少なくなく、家庭をつくり、保っていくことの難しさを肌で実感しています。
昨年は、司法修習があり、修了試験があり、そして10月からは弁護士として働き出すといったように、大きな変化が立て続けに起こった年でありました。そして、今年もまた、今までに経験したことのないことに出会ってばかりなのだろうと思うと、大きな期待がある一方で、不安は隠せないところです。
しかし、未知や困難から逃げていては、前進も成長もありません。経験がなければ、経験豊かな弁護士にはなれません(当たり前ですが)。今年は、一つ一つの事件や活動に誠実に取り組み、何事にも積極的に挑戦して、自らの糧にしていきたいと考えています。
弁護士になってまだまだ日が浅く、ご迷惑をおかけすることも多いとは思いますが、どうかよろしくお願いします。
明けましておめでとうございます。昨年10月に京都第一法律事務所に勤務するようになってから、あっという間に新年を迎えることになりました。
私は、弁護士になる前に生活協同組合で約六年間働いていました。働いているときに、労働者の権利、特に女性の権利は守られていない、憲法や法律があるのになぜだろうという疑問をもち、その疑問を自分で解決できる職業につきたいと思ったのが、弁護士をめざした動機でした。
いざ弁護士になってみると、疑問が解決できるどころか、逆に新たな疑問がわいてきてしまっています。弁護士の仕事を始めてまだ数か月ですが、思っていた以上に、サラ金の返済に困った末の破産の相談が多いのです。これだけ多くの人が破産・免責になっているということは、サラ金の側からすれば多くの貸金が踏み倒されているということになります。それなのに、ゴールデンタイムにCMをじゃんじゃん流せるほどサラ金が儲かっているのはいったいなぜなのでしょう? 弁護士としてできることは、破産の申し立てしかないのでしょうか? 疑問はつきません。
もちろん、この数か月の間に、弁護士になってよかったなあと思えることもたくさんありました。一番は、相談者の方にありがとうと言ってもらえることです。とはいっても、今のところはまだ、冷や汗をかきながらの拙い受け答えで、果たして感謝されるに値する仕事をしているのか、またまた疑問がわいてくるような状態です。
今年はもっと勉強して、少しでもみなさんのお役に立てるようがんばりたいと思います。どうぞよろしくお願いします。