2024年9月20日、建設アスベスト北海道訴訟第3陣の札幌地裁判決が出されました。建材メーカー5社に対し、被害者21名全員への賠償を命じた「全員勝訴」判決です。2021年5月17日の最高裁判決によって建設アスベスト被害についての判断枠組みが確立し、建材メーカーには賠償責任があることが明らかになって以降、「全員勝訴」は初めてのことであり、大変大きな意義があります。
アスベスト被害の救済と建材メーカーも参加する救済制度の確立を求めて全国各地で闘いが続いており、新たな提訴も続々と行われています。京都でも2陣訴訟が大阪高裁に、3陣訴訟が京都地裁に係属しており、新たに4陣訴訟も提起されました。1人でも多くの方にご参加頂き、全面的な救済が実現されるよう、私たちも取組みを続けます。
肺がんや中皮腫など「これアスベストかも?」と思われた方、お気軽にご相談ください。